動物看護師の資格は本当に必要?

ペットに関する仕事を探すうえで、「動物看護師」という仕事を希望するのであれば、動物看護師の資格は最低限の必須条件といえるでしょう。

 

ペットに関する仕事の中には、資格不要ですぐに仕事を始めることができるものも多々ありますが、動物看護師に関しては資格の統一化や学習内容の引き上げが進む傾向にあります。

 

動物に関する医療が高度化する中で、医療のパートナーである動物看護師の存在も重要視されてきているからでしょう。

 

基礎知識ってなに?

資格取得は何のために必要なのでしょうか?

 

それは動物に関する基礎知識、病気に関する基礎知識を身に着ける為でもあります。

 

動物に関する基礎知識とは、例えば犬の場合、犬種はもちろんのこと、与えてはいけない食べ物がある事、寿命がどのくらいかなどの情報は犬を飼っている方であればだれでも知っていることでしょう。

 

では、犬の骨格に関してはどうでしょうか?

 

すべての骨には名前があり、小型、中型、大型それぞれの目安となる大きさがあります。

 

健康なときの骨の大きさ、固さを把握しておかなければ、病気になっていることを見抜くことはできません。

 

同様にすべての歯にも名前があり、並び順があり、理想的な大きさ、形状、質感があります。

 

健康な状態、年齢とともに劣化してゆく歯の状態を事前に知っておく必要があります。

 

犬の年齢は、歯を見ることで想定可能とされています。

 

年齢不詳の犬の診察をする場合には、歯から年齢を想定し、治療方針を決めることもあります。

 

これらの判断や情報は実際の仕事の場面で、当たり前のように交わされる会話です。

 

仕事の場では、犬の骨の名前や歯の名前までは教えてはもらえません。

 

報告・連絡・相談を

動物看護師の大切な仕事の一つに経過観察というものがあります。

 

手術を終え、入院室へ移動した動物に異変が起こればすぐに獣医師へ報告をし、処置を仰ぐ必要があります。

 

そのような時にも、いかに症状の変化を見逃さずに察知できるか、獣医師に症状を的確に報告できるか、処置の方法に関して相談ができるかが重要なのです。

 

どのような状態が健康なのか、どのような症状が病気なのか、一刻を争うほどなのかなど、動物看護師として基礎知識をもち、基礎的な専門用語は事前に身に着けておく必要があるでしょう。