動物看護師|仕事に適正はある?

自分の将来を考える時、この仕事は自分に向いているだろうか?続けて行けるのだろうか?と不安になるものでしょう。

 

あこがれるほどのベテラン動物看護師でさえも、就職して、間もないころは失敗を繰り返し、何度も退職を考えたはずです。

 

動物看護師という仕事に向いている性格、適正とはどのようなものがあるのでしょうか?

 

何よりの適性は、「強い思い」

動物に関わる仕事に必ず必要となる適性は、「本当に動物が好き」という強い思いです。

 

テレビでみて、街中で見かけて、動物をかわいいと思うことは誰にでもあるものです。

 

ですが、ただ好きなわけではなく、本当に心から好きである事が重要なのです。

 

動物病院での仕事は、疲れる事、汚い事、痛いこともたくさんあります。

 

自分が好きだと思っていた動物から、痛い目にあわされるのですから、まるで想像とは違うと幻滅することもあるでしょう。

 

街中で見かけた綺麗で、かわいい姿とはほど遠い、病気でやつれ、被毛はボロボロで、高齢になった動物達を受け入れ、触れ、お世話をするのです。

 

だからこそ、表面的な「好き」という思いだけでは、仕事として通用しなくなり、気が付けば、仕事から遠のいてしまうことでしょう。

 

患者として、病院を訪れるすべての動物達には、「心から好き」と思ってくれている存在が居ます。

 

飼い主です。

 

飼い主は、高齢になり、病気になり、若いころの姿とはまるで違う容姿になってしまった動物を心から大切に思い、出来る限りの事をしてあげたいと考えているものです。

 

そのような、飼い主の想いに共感できること、理解できること、仕事として冷静に対処できる事が、動物看護師に求められる素質であり、適正といえます。

 

仕事をしていると、自分は本当に動物が好きだったのだろうか?

 

もしかしたら、自分は動物が好きではなかったのかもしれないという想いにとらわれることがあります。

 

そのような時には、動物に関わる仕事をしている全員が、一度は同じ想いを抱いた事があるという事を忘れずにいてください。

 

仕事に思い悩むのは、動物が嫌いだからではありません。

 

誰もが経験する通過点なのです。