動物看護師のやりがいとは?

動物看護師としての仕事は、主に獣医師のサポート、病院運営のサポートとしての役割が大きなものですが、仕事のうえでのやりがいとはどのようなものがあるのでしょうか?

 

達成感と幸福感

あるベテラン動物看護師は自身の仕事のやりがいをこのように語っています。

 

「自分が担当していた患者が、しばらく通院してこないとき」「街でふとみかけた時」にやりがいを感じ、心から充実感を感じるそうです。

 

どうして、患者がしばらく顔を見せないこと、街中を散歩していることが幸せに感じるのでしょうか?

 

それは、その患者が健康で、元気に散歩をできるまでに回復したという証だからだそうです。

 

病院という「命」を預かる現場で仕事をしていると、健康であること、元気よくいることがとても貴重なことだと痛感するそうです。

 

あくまでも獣医師のサポート役だからと捉えれば、一見責任感もなく、大好きな動物に囲まれて仕事ができるのでとても充実した楽しい職業にも思える仕事でしょう。

 

しかし内情は、患者の中には体重がわずか2kgほどしかない超小型犬や、高齢になり自力では食事も排せつもできない患者、24時間体制で監視が必要な患者など気が抜けない場面も多々あるのです。

 

微量な薬の調合や点滴、注射、投薬とほんの些細なミスも危険な状態へとつながってしまう場合もあります。

 

そのような緊張の続く職場にありながらも、ベテランと呼ばれるまでの長い間、仕事を続けてこれたのは、自分が担当していた患者が元気に過ごしている姿を目にした時の充実感があるからこそだそうです。

 

またあるときには、まだ生後3か月ほどでワクチン接種に来ていた子犬が、成長し、シニアになり健康診断に来院したそうです。

 

まだ幼かった子犬が、5,6年と健康に過ごし、今は白髪が目立つ顔だちになりながらも再度、自身の務める病院へ足を運んでくれたことで、自身の動物看護師としての仕事ぶりを認めてもらえたようにも思えとても感激したそうです。

 

動物看護師としての仕事には、決まったマニュアルもなく、毎日が新しいことの連続でしょう。

 

難しいとあきらめてしまいたくなる日ももちろんあるでしょうが、ぜひ自分なりの「やりがい」を見つけてみてください。