「動物看護師」と「動物介護士」の違いとは?

一見、同一に見える仕事ですが、「動物看護師」と「動物介護士」の仕事の違いとはどのようなものなのでしょうか?

 

医療行為の有無

仕事をするうえで、一番大きな違いは、「医療行為」が生じるかどうかでしょう。

 

動物介護士の場合、基本的には高齢になった犬の介護や病気療養中の犬のお世話がメインの仕事となります。

 

大抵の場合、自宅や専門の施設で暮らしていて、生活面での補助行為として、食事の世話や排せつの手伝い、歩行介助などを行います。

 

もし具合が悪い様子があれば、動物病院へ搬送もしくは痛みを緩和できるような処置を行います。

 

ですから、仕事の中では注射をする、点滴をするなどの医療行為が生じてはこないのです。

 

しかし、動物看護師の場合、仕事の中心が「医療行為」です。

 

内科的な症状で通院をしてくる場合もあれば、交通事故などで急患として運び込まれる場合もあり、またお産の為に緊急入院する場合もあります。

 

仕事は常に緊張感があり、突発的な事態にも冷静な対応が求められます。

 

自分に合っているのは?

どちらの仕事も専門職ですから、資格の取得はぜひ、といえるでしょう。

 

では、自分にはどちらが向いているのかと考えた場合、とても悩むことでしょう。

 

その観点から考えた場合、動物看護師の場合、治療や検査、予防注射など早ければその場で処置が終わり、次に来院するタイミングは1年後というケースも少なくはありません。

 

時には、ずっと病気治療に取り組んでいたものの、手術で亡くなってしまうケースがあった場合でも、すぐに気持ちを切り替え次の診察に臨まなければならない場面もあるでしょう。

 

このように、臨機応変な判断と気持ちの切り替えが必要な仕事でもあるのです

 

一方の動物介護士は、ペットとも飼い主とも長期にわたる交流が続く仕事です。

 

何カ月、何年という単位で飼い主と共に世話をし、苦労を共にする覚悟が必要なのです。

 

飼い主だけでは手に負えないほどの負担だからこそ、プロに依頼するのですから。

 

一見似たように思うえる仕事ですが、どちらが自分に向いているのか、機会があれば仕事の現場を見学したうえでじっくりと考えてみるとよいでしょう。